網膜剥離とボクサーは付きと思っている人が多いと思うMASAです。
MASAの知り合いでも網膜剥離が原因でボクサーを引退した人を何人か知っています。
ボクサーに多いのは確かですがみんながみんななるというわけではありませんのでボクサーの選手の方、ご心配なく!
その網膜剥離って何?原因はなんなん?どんな症状なん?手術ってどんなんなん?
など網膜剥離を通り越したMASAこと水本昌寛が経験したことを説明します。
網膜剥離とは?
網膜剥離・・・その名の通り網膜が剥がれてしまう病気です。
この網膜の部分が剥がれて視力を低下させる病気です。
この網膜はカメラで言うところのフィルムの役割をしていて脳へ伝達するために重要な部分です。
黄斑という部分まで剥がれると失明することもある超危険な病気です。
ちなみにMASAはこれまで剥がれました笑
笑い事じゃないですね。
原因
・加齢でなる場合
・糖尿病など病気からなる場合
・事故などにより頭部や眼球への物理的ショックでなる場合
MASAの場合は3つ目の物理的ショックでなる場合です。
ボクサーはこの3つ目でなっている人がほとんどですね。
症状
ボクシング漫画なんかで見たことがあるかもしれませんが、蚊のようなものが飛んで見える「飛蚊症」です。
痛みがないため気づきにくいですが蚊が飛んでいるように黒い点がポツポツと目に出たら網膜剥離の前兆です。
このときはまだそこまで視力にも変化はありません。
少し見えにくくなったかも?くらいのものなので危機感が少ないのが怖いところです。
MASAの場合ですがこの飛蚊症の状態になっていたのを気づいていたのですが信じたくなくそのままにしておきました。
そして飛蚊症の次にくるのが「光視症」です。
朝起きると目をまだ瞑っているのに目の前がまぶしいのです。
目を開けても瞑っても一時的に光が走ったようにチカチカします。
「光視症」が発症したら網膜剥離はかなり進行しています。
このときはかなり視力が低下していたことを記憶しています。
MASAはもともと視力が両目とも2.0以上あったのでかなり違和感がありました。
最終的に視力を失ったMASAの左眼は収縮し小さくなり黒目が違う方向を向いてしまうようになりました。
そこまで進行していたので網膜はほとんど全部剥離していました。
手術※閲覧注意※
MASAの目ではありませんがこういう手術をしました。
痛々しいのですが目の上と下に鉄板を押し入れられたことを覚えています。
基本的にはこのようにガスを目の中にいれてそのガスの力で剥がれた網膜を押し上げるという手術なのですが、MASAの場合はほとんど全部剥離していたのでガスを入れても意味が無かったのでシリコンを眼球の中と外に入れて形を保つ手術をしました。
正直思い出すだけで気持ちが萎えます笑
術後はこのように下向きの状態でずっと生活しなければいけません。
ずばりMASAの病名は「増殖性硝子体網膜症」
かなり強そうな名前でしょ?笑
この増殖性というのがやっかいで手術でとってもとっても発症してしまうのです。
この手術をMASAは3回しました。
そして今は落ち着いていますがもちろん網膜は全部剥がれてしまったので見えません。
MASAが言いたい事
MASAみたいに目が見えなくなって不自由な生活をしてほしくない!
プロボクサーの選手は特にこの症状が出やすいので違和感を感じたらすぐに有名な眼科へ診察に行ってください。
早期発見、早期治療なら網膜剥離はほぼ100%治ります!
そして網膜剥離を完治させて現役ボクサーを続けている人もいます!
とにかく違和感を感じたらすぐに眼科に行ってくださいね!
MASAが入院し手術した病院も紹介しておきます。
多根記念眼科病院
関西でも眼科で有名な病院です。
違和感を感じたら行ってみてください!